中国の華東地区
山 東 省 浙 江 省 江 蘇 省

山東省


中国語発音: shandong 山東省
人口: 8838万人
面積: 15.3万平方キロ
省庁: 済 南

山東省は、古くから中国の政治、経済、文化の中心地の一つである。早くも夏代(前21世紀)に、東夷の各部族は、すでに山東地方で活動していた。商代(前17世紀〜前11世紀)初期の活動中心も、山東省の南西部にあった。春秋・戦国時代(前770〜前221)、西周の2つの最大の分封国である斉と魯の国は、いずれも今日の山東省にあった。斉魯両国の発達した経済、文化と政治が中国史上きわめて大きな影響を残していたので、山東省は、また「斉魯の邦(くに)」と称され、かつ略称を「魯」という。独特の斉魯文化は、伝統的な中国文化において重要な地位を占めている。  

   黄河の下流地域にあり、東は渤海、黄海に臨み、海を隔てて朝鮮半島、日本列島と向きあい、西北は河北省、西南は河南省に接し、南は安徽省、江蘇省に隣接している。山東半島は、渤海湾を隔てて遼東半島と向きあっている。山東省は、特殊な地理的位置、すなわち黄河経済ベルト地帯と環渤海経済区の交差するところ、また華北地方と華東地方の結合するところに置かれているため、全国経済の枠組みの中で重要な位置を占めている。


浙江省


中国語発音: zhejiang 西湖
人口: 4456万人
面積: 10.18万平方キロ
省庁: 杭州

浙江省の歴史は古く、春秋時代(紀元前4世紀頃)には越の国と呼ばれ、唐代には浙江西・東道がおかれた。12世紀の南宋王朝の都は現在の杭州:臨安に置かれており、杭州は中国6大古都の一つに数えられている。

淅江省は、長江下流域のデルタ地帯に位置し、東側は東シナ海に面し、西側は安徽省、江西省、南側は福建省、北側は上海市、江蘇省に隣接している。省都・杭州は、かつて南宋時代に都が置かれ、古くから「絲茶の府、魚米の郷、文化の邦、旅游の地」と表現されるほど、豊かな省に数えられている。

  


江蘇省


中国語発音: jiangsu 南京大橋
人口: 7182万人
面積: 10.26万平方キロ
省庁:

南京

中国東海岸沿いの中部、長江(揚子江)の下流両岸主に平原で、水路が網の目のように走り、西南部と北部には部分的に丘陵地帯がある。東部には1,000kmの海岸線を有し、東南部では上海市(国の直轄市)に隣接する。

  春秋戦国時代(紀元前770〜前222年)、現在の省域は呉・越・魯・宋・斉の国が攻防を繰り返し、その後、秦に統一された。隋と唐の時代(581〜907年)には揚州が栄えた。明朝(1368〜1636年)初期の国の都は南京にあり、中華民国の首都も南京に置かれたことがある。

  農業は耕地面積441.8万ヘクタールで、2000年の食糧総生産額は3106.6トン。綿花、油脂植物、蚕糸、家禽、水産物などの物産が豊富。工業は電子、石油化学、機械、紡績、建材、自動車製造、冶金、食品が中心。2000年の省内総生産額は3846,7億元で、前年比12.2%上昇の伸びを記録している。輸出入総額は456.4億ドル(前年比46%増)。