中国の華南地区
福 建 省 湖 南 省 広 東 省 海 南 省

福建省

中国発音: fujian
人口: 3299万人
面積: 12万平方キロ
省庁: 福 州

福建は、台湾海峡を挟んで台湾と向かい合っており、台湾企業の進出が最も多い地域のひとつである。80年にはアモイに経済特区が設置され、外資の進出の多い地域の一つである。また広東省に継ぐ華僑を最も多く排出している地域である。今後は台湾との「三通」解禁による、両岸貿易の発展に注目が集まる。

福建省の鉱物資源の種類が多くて、埋蔵量が豊富である。鉄鉱は晋江、九竜江上流にある。石炭は竜岩等に分布している。現在の工業は解放後建設、発展したものである。鋼鉄、石炭、機械製造、有色冶金、化工、紡績、製糖、木材などの部門がある。三明の鋼鉄工場は福建省の第一の中型鋼鉄連合企業で、多種の鋼材を生産できる。福州、南平、厦門、三明、泉州は主要な工業のセンターである。


湖南省

中国発音: hunan
人 口: 6502万人
面 積: 21万平方キロ
省 庁: 長沙

長沙市を省都とする中国中南部の省で、大陸を横断する大河揚子江中流の南部を占めています。東・西・南部の三方を山地に囲まれ、北部には広々とした洞庭湖がある山紫水明の地です。省はこの湖の南にあるので湖南と呼ばれています。

南省は重工業の割合が高く、非鉄金属、機械業などが発達している。また農業も比較的盛んで、中国最大の米の産地としても知られている。現在長沙が内陸開放都市に、岳陽が長江沿岸開放都市に指定されており、長沙、珠洲にハイテク産業開発区が設置されている。 


広東省

中国発音: guangdong
人 口: 7143万人
面 積: 18.6万平方キロ
省 庁: 広州

広東省は今、中国の豊かさを代表する地域のひとつになった。しかしその歴史は意外と古い。秦代から中央の管轄地域に入り、南海郡の首都は番禺(現在の広州)に置かれた。当時から、広州は真珠・象牙・犀角・タイマイなど南方の特産品の集積地として栄えた。広州は南の玄関口として役割を持ち、東南アジア・インド等との貿易の中心地になった。

珠江デルタ地域は委託加工というユニークなやり方で、廉価な労働力を武器に外国企業を誘致すると同時に海外の先進的生産設備・技術および管理方法を導入した。アパレル企業1,000社以上がこの初期段階で設立され、現在、広東省には従業員1,000人以上のアパレルメーカーが、すでに1,000社以上に達している。改革開放以来、現在まで十数年以上に渡って外国製品の生産を経験し、広東省は衣料品の重要生産基地となっていったのである。


海南省

中国発音: hainan
人 口: 753万人
面 積: 3.4万平方キロ
省 庁: 海口

海南省の北端に位置し、広東省の雷州半島に向かい合う。海南省の省都で面積は238km2、人口は60万、平均気温は23.8度、ハワイと同じで熱帯気候、常夏のリゾート地として、東洋のハワイを目指して整備が進む。1988年に海南省が成立され、省府として海口は目覚しい発展を遂げている。

中心街の大英后路や海秀大道には高層ビルが林立している。数年の間、貿易、旅行などを兼ね備えた近代的な大都市まで成長してきた。交通の便利、環境のいい海口には、いくつかの歴史と文化の古跡が残っている。また、海口の地下水と海水の質がよくて、大気環境と生態環境も一流水準に達している。優れた環境と近代的な設備で一年中に観光客でにぎわっている。