中国の西南地区
西蔵(チベット)自治区 広西壮族自治区 貴 州 省 四 川 省 雲 南 省

西蔵(チベット)自治区

中国語発音: xizang ポタラ宮
人口: 252万人
面積: 122万平方キロ
省庁: 拉撒

西蔵自治区(略称:蔵)は中国の西南部の国境に位置し、インド・ネパール・ブータン・シッキム・ビルマなどと国境を接し、全国の人口密度は一番低い地域である。主な民族は蔵族・漢族・モンバ族・回族などであり、蔵族は90%以上を占めている。

西蔵自治区の西蔵高原は青蔵高原の主体であり、平均標高は4000m以上で、「世界の屋根」と呼ばれている。高原南部のヒマラヤ山脈の珠穆朗瑪峰は標高8848mで、世界の最高峰である。北部の湖沼が多数存在している。 気候は寒冷で、冬が長くて夏がないである。年平均降雨量は200-500mmであるが、山南地域は2000mm も達する。   



広西壮族自治区

中国語発音: guangxizhuangzu 南寧の街
人口: 4675万人
面積: 23.63万平方キロ
省庁:

南 寧


北部湾に臨んだ中国南部に位置し、東南部は広東省、東北部は湖南省、西北部は貴州省、西は雲南省、西南部はベトナムと隣接しています。東西北の三方を海抜1,000〜1,500m前後の山地に囲まれ「広西盆地」と呼ばれています。

「桂林の山水は天下に甲たり」といわれる国際観光都市である桂林市が含まれる広西壮族自治区は、亜熱帯の気候を生かした農産物に恵まれ、また南部に北部湾を擁し水産業も発達しており、北海市周辺は「南珠」と呼ばれる「真珠の里」でもあります。 また、鉱物資源も非常に豊富で、特にマンガンは中国一の埋蔵量を誇っています。 中国のなかでも経済が急速に発展している地域のひとつであり、今後人的交流から 貿易・投資を含めた幅広い交流に発展していくことが期待されています。


貴州省

中国語発音: guizhou 桂林
人口: 3658万人
面積: 17万平方キロ
省庁:

貴 陽


貴州省の歴史的なものを感じる。山地が、丘陵がであることから、この省が農業には不適であることが分かるが、省都貴陽」というのもまた「太陽が貴い」を意味するところで、厳しい自然・気候条件を思わせる。中国の国内で最も貧しいと言うのも、そこは産業が育つ要件が不足しているからと言うことに繋がるが、しかし「貴州・茅台酒」は世界的に知られた銘酒である。貴陽市の町並みは雑然としているが、目抜き通りはなかなかの都会風情である。

ただ、交通管理はかなり鷹揚で、信号はあるが人も車も信号を無視した往来をする。高層ビルも建ち並び、商店街は賑やかで、その限りにおいては貧しさなど殆ど感じられない。貴州省に進出している日系企業は全省で社に過ぎない。そのうち割が貴陽市に集中しているのは、やはり地理的ハンディーキャップによるものであろう。

しかし貴州市も大きく変わりつつあり、市内から南に車で分ほど走ると整備された道路が続き、川沿いに新築のマンション群が現れる。いわゆる小河区と呼ばれる新区なのだが、外国人向けの瀟洒なヴィレッジも建設中で、ここで貴州に対するイメージは一変する。美しく豊かな貴陽の町ができあがる日もそう遠くない気がする。



四川

中国発音: sichuan 八仙山大仏
人口: 8493万人
面積: 48.8万平方キロ
省庁: 成 都

四川省の別名は「天府の国」である。これは元来「土地が肥沃であり、物産の豊富の意だが、一般に四川省だけを指すようになった。

三国時代の蜀のころから、中国でも有数の天然資源に恵まれた地域として著名であったからである。四川省は南北900キロ余り、東西は1200キロ余り、面積は485,000km で、中国の国土の13%を占め、中国第5位の大きさで、中国人口の9.5%を占めている。このうち少数民族人口は489万人である。一方、成都市は人口約1000万人を有する中国の主要経済拠点で、昨年より蘭州、鄭州とならび重点開発発展都市として指定され、通信、交通、物流などの発展促進に重点を置く政策が展開されています。
四川盆地の天然ガス埋蔵量7.357兆m3は全国の1/3、年間生産量は全国の30%を占め、中国最大の天然ガス工業基地である。四川ガス田(重慶市忠県)から湖北省武漢市までのパイプライン建設事業(全長703km 投資額29億元)は、国家発展計画委員会の指導のもと中国石油・天然ガス集団公司によって開始されている。


雲南省

中国語発音: yunnan 雲南大理風景
人口: 4144万人
面積: 39.4万平方キロ
省庁: 昆明

雲南は、中国の南西部にあって、周りを、ミャンマー、ラオス、ベトナムと、広西壮族自治区、貴州省、四川省、チベット自治区に囲まれた、内陸の一省です。雲南という地名は、「雲嶺の南」からきています。雲嶺山脈は、チベット自治区、四川省から雲南北部を横断している山脈です。
 
雲南省は94%が山地で形成されています。雲南は、西北部が高く(最高地点は梅里雪山のカグボ峰の6740m)、東南部が低い(最低地点は河口の南渓河が紅河に流れ込む地点で76.4m)、つまりヒマラヤ山脈から、南シナ海に落ちている斜面の途中に位置している高原であることがわかります。