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先物・オプション取引
オプションの種類 オプションプレミアムの特性
権利を売買するとは オプションリスクパラメーター
オプション取引の利点 オプション取引の評価モデル
オプション取引のリスクについて 先物・オプション取引戦略

◆オプションの種類
買い付ける権利のことを、コール(Call)、売り付ける権利のことを、プット(Put)といいます。オプション取引ではコールとプットそれぞれが取引されます。したがって新規のご注文の種類は、以下の4種類になります。
・コールの買い ・コールの売り ・プットの買い ・プットの売り

◆権利を売買するとは
コールにしてもプットにしてもオプションの買い手はオプション価格(プレミアム)を支払って権利保持者となります。買い手は一般的には満期日までの間、自分に有利なときに権利を主張し実現することができます。(権利行使)またオプション取引に特有な点として買い手の権利は自分にとって不利ならば権利放棄することも可能であるということです。またオプションの権利は満期日がくると消滅してしまいます。

一方オプションの売り手は買い手から受け取ったプレミアムの見返りに、買い手の権利行使に必ず応じる義務を負います。この義務は買い手が権利を放棄したり、満期日がきて権利が消滅した場合は発生しません。
オプション取引とはいわばこの様な契約を交す行為ともいえます。
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■コールオプションの時価と行使価格についての専門用語及び定義
  1. アット・ザ・マネー
    (at the money,
    ATM)
権利行使価格と証券価格が等しいオプション
  1. アウト・オブ・ザ・マネー
    (out the money,
    OTM)
現在の証券価格が行使価格を下回る場合
  1. イン・ザ・マネー
    (in the money,
    ITM)
現在の証券価格が行使価格を上回る場合
  • プットオプションの時価と行使価格についての専門用語及び定義
  1. アット・ザ・マネー
    (at the money,
    ATM)
権利行使価格と証券価格が等しいオプション
  1. アウト・オブ・ザ・マネー
    (out the money,
    OTM)
現在の証券価格が行使価格を上回る場合
  1. イン・ザ・マネー
    (in the money,
    ITM)
現在の証券価格が行使価格を下回る場合
オプション取引の利点
オプションの買い手は自分に不利な場合は権利を放棄できるので、買い手が被る損失額は支払ったプレミアム額に限定されます。その一方で買い手が見込める利益は、コールオプションの場合、理論上無限大となります。

上の例で言えば収穫期のリンゴの値段はいくらにでも高騰する可能性があるので、権利行使をしてAさんが受け取れる利益にも上限は有りません。コールオプションの売り手にとっては、この関係が逆になります。まとめると以下のようになります。
【1】損失の限定が可能 コールオプションの場合
取引種類 損失 利益
オプションの買い手 限定 無限大
オプションの売り手 無限大 限定
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一方、プットオプションの場合ですが、買い手が被る損失額はコールと同じで支払ったプレミアム額に限定されます。
1.コールの買い(損失限定・利益無限大)   2.コールの売(損失無限大、利益限定)
コールの買い(損失限定・利益無限大)   コールの売(損失限定・利益無限大)
プットオプションの場合
  損失 利益
オプションの買い手 限定 権利行使価格−オプション料
オプションの売り手 権利行使価格−オプション料 限定
3.プットの買い(損失限定、利益無限大)   4.プットの売(損失無限大、利益限定)
プットの買い(損失限定)   プットの売(損失限定・利益無限大)
【2】高いレバレッジ効果
高いレバレッジ効果
現物投資に比べ、オプション取引で受け渡しされるプレミアム金額は少額で済みます。
その少額の投資で高い利益を生むことができます。
例えば、A株を原資産とするオプション取引で考えてみましょう。A株の市場価格が50万円で権利行使価格45万円のコールオプションの価値は5万円のはずです。
もしこのオプションの満期日までにA株が10%上昇して55万円になっていたら、このオプションの価値は10万円となります。ここでオプションを転売すると利益は5万円、
A株の上昇率は10%にもかかわらず、オプション価値の上昇率は100%となります。つまり、A株にそのまま投資するのに比べ10倍のレバレッジ効果があるわけです。

注)上の例のプレミアムは、権利行使を行った際にオプションの買い手の利益となる本質的価値(原資産の市場価格−権利行使価格)のみだけで構成されると考えた場合の例です。実際のオプションプレミアムは本質的価値と、満期までの期間における収益機会を加味した時間価値とで構成されています。したがって満期を迎えるまではオプションプレミアムは本質価値よりも必ず大きくなります。

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オプション取引のリスクについて
オプション取引を行うためにはオプションの価格であるプレミアムの変動要因を理解することが大切です。オプションプレミアムに与える影響について、主に次の五つが挙げられます。
  1. 原資産価格
  2. 権利行使価格
  3. 満期までの時間
  4. 短期金利
  5. 原資産の変動性の大小(ボラティリティ)

オプションの権利は満期(期日)がきて権利行使をしなければ消滅してしまいます。
満期までの時間は、権利行使の可能性を考えれば、プレミアムに影響をあたえます。
原資産価格  コール プット
原資産の価格上昇 高くなる 低くなる
原資産の価格下落 低くなる 高くなる
権利行使価格
原資産の時価から見て高い 低くなる 高くなる
原資産の時価から見て低い 高くなる 低くなる
満期までの時間
満期までの時間が長い 高くなる 高くなる
満期までの時間が短い 低くなる 低くなる
短期金利
短期金利の上昇 上昇 下落
短期金利の下落 下落 上昇
ボラティリティ
ボラティリティーが大きい 高くなる 高くなる
ボラティリティーが小さい 低くなる 低くなる

オプションプレミアムを理解する、また実務でオプションを扱う場合には、各要因が変化した時にプレミアムがどの様に変化するか、つまり各要因変化に対する五つの感応度を理解しておくことが必要です。
リスクパラメーター 定 義  見方説明
▲ デルタ 対原資産価格変化に対するプレミアムの変化
デルタ = △プレミアム/△対象証券価格
デルタ0.5というのは、対象証券が1円変化した場合、プレミアムが0.5円変化することを表している。
▲ ガンマ 対原資産価格変化に対するデルタの感応度
ガンマ = △デルタ/△対象証券価格
ガンマ0.5というのは、対象証券が1円変化した場合、デルタが0.5変化することを表している。
▲ セータ(シータ) 満期日までの期間変化に対するプレミアムの変化
セータ = △プレミアム/△残存期間
セータ0.02というのは、1日経過した場合、プレミアムが0.02円変化することを表している。
▲ ベ ガ(カッパ) ボラティリティ変化に対するプレミアムの変化
ベガ= △プレミアム/△ボラティリテイ
ベガ0.5というのは、ボラティリティが1%変化した場合、プレミアムが0.5円変化することを表している。
▲ ロー 短期金利に対するプレミアムの変化
ロー= △プレミアム/△短期金利
ベガ0.1というのは、オプション満期日までの短期金利が1%変化した場合、プレミアムが0.1円変化することを表している。
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オプション取引の評価モデルブラック・ショールズ・モデル

e :ネピアの数(すう) 
q :原資産利回り 
t :期間 
S:原資産価格
N(d):標準正規分布の累積確率密度関数 
r :安全利子率(非危険利子率) 
k :行使価格
d :累積密度関数N()の変数 
C:コールオプション価格
σ:ボラティリティ(予想変動率)
注)ブラック・ショールズ・モデルの応用上の問題点について
  • 価格変動性が一定の仮定は適切ではない。
  • 短期金利が一定とは言えない。
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